1948-06-30 第2回国会 参議院 決算・国土計画連合委員会 第2号
併し農林省で施行しておるこれらの仕事も國有林と民有林と両方ありますから、國有林は農林省が自分で種々の経営をなさる建前から、又農林省との摩擦を成るべく少くする意味から、この際國有林で施行される部分は取除いて、結局民有林で施行されておる荒廢林地復旧工事、或いはこれに類する工事をこれに含ますべきである。
併し農林省で施行しておるこれらの仕事も國有林と民有林と両方ありますから、國有林は農林省が自分で種々の経営をなさる建前から、又農林省との摩擦を成るべく少くする意味から、この際國有林で施行される部分は取除いて、結局民有林で施行されておる荒廢林地復旧工事、或いはこれに類する工事をこれに含ますべきである。
本請願の要旨は、内務省の解體に伴いまして、農林省所管の森林治水事業の一部である荒廢林地復舊事業及び災害防止林施設等の業務を、砂防法による砂防事務と合せまして、森林を所管する官廳以外に移管しようとするやに聞き及ぶのでありますが、砂防行政は森林經營と不可分の關係を有しますので、他への統合は同意できないのであります。
○笹山政府委員 農林省の現在所管しております荒廢林地の復舊事業、あるいは災害防止林、これを他の省に移管するという考えは、今のところ政府部内にはありません。また從來内務省が所管しておりますところの砂防行政、主として下流の砂防でありますが、これを農林省に移管するということにつきましては、いろいろ關係もありまするので、なお愼重にひとつ研究してみたいと思います。
木村 秀弘君 厚生事務官 飯島 稔君 運輸事務官 堺田 眞夫君 專門調査員 西畑 正倫君 ――――――――――――― 十一月十日 關東地方水害應急復舊措置に關する陳情書 (第五〇八號) 網走湖能取湖貫通工事施行促進に關する陳情書 (第五一二號) 神奈川縣における水害復舊對策に關する陳情書 (第五一六號) 玉野市荒廢林地復舊砂防工事施行促進
政府は戰時中荒廢しております林野の造林につきましては、五箇年計畫を樹立いたしまして、荒廢林地の造林に、具體的な對策を樹立いたしておりますが、何分にも最近のインフレの影響を受けまして、これを單に民間の造林だけに任しておきましたのでは、なかなか容易ならぬ状態にありますので、一つは政府の方において苗木の育成をいたしまして、これを民間の山林所有者に讓渡をいたす計畫を立て、さらに植林にいたしましても、昔ございました
大體のただいまの被害の現状を申し上げますと、地滑り面積が三百七十五町歩、荒廢林地面積が二百七十七町歩、要防災施設面積が千六百町歩、詭弱堤防延長八千八百メートル、河床の上昇が昭和十二年度に比して二メートルないし五メートル、地滑り及び崩壊、上流地方は各所に地滑りが生じ、その大なるものは六十町歩に達しております。
それから林野關係におきましても五に掲げてございますような林道、荒廢林地等の被害があるわけでございます。金額にいたしまして五億圓以上の損害に上つておるのでございます。そのほか家畜あるいは肥料の流出いたしましたもの等の被害を、ここに表にいたして計上いたしておいたのでございます。
流材防止施設の被害十八箇所、この被害額二千八百萬圓、林道被害路線數百二十五、この延長約十萬メートル、被害額千三百六十萬圓、荒廢林地被害面積百四十町歩、この被害額四千五百萬圓、その他農作物の減収三千萬圓、肥飼料農機具被害額二百萬圓に達する状況であります。 食糧被害としては、營團所有のもので浸水または流失を加え三千二百七十四石を數えその他消費者所有等があります。